あいさつ
第41回日本妊娠高血圧学会学術集会は、2021年9月16日（木）、17日（金）に国際学会(ISSHP)との同時開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大している状況に鑑み、延期をすることといたしました。会期が迫ってからの突然の延期となり、会員ならびに関係各位にお詫び申し上げます。
新しい日程は2021年12月24日（金）、25日（土）の2日間であり、奈良市の「奈良県コンベンションセンター」を現地会場として開催いたします。
昨年は、各学会が延期や中止を余儀なくされ、Webでの開催が主流となりましたが、その反面現地で「face to face」で交流することの重要性も改めて認識されたかと存じます。そこで、本学術集会は、密を避けるなど感染対策を徹底したうえで、現地開催およびWeb開催（ライブ配信）のハイブリッド開催を企画させていただく予定です。有意義な会になるよう、総力をあげて取り組んで参ります。
学術集会の概要としては、「妊娠高血圧症候群の予防・治療」、「妊娠高血圧症候群関連疾患」、「妊娠高血圧症候群発症、その後」などをテーマに、特別講演やシンポジウムを企画しています。妊娠高血圧症候群は、周産期領域において非常に重要な疾患であるとともに、予防や治療などの研究が盛んで、世界的に注目されています。本学会を通じて皆様の妊娠高血圧症候群に関する知見が深まるよう、最適な場を提供する所存であります。
古都奈良には仏教建造物、文化財などが多く存在し、見所が数多くあります。この機会に皆様お誘い合わせのうえ、是非ともお越しください。
三重大学大学院医学系研究科 産科婦人科学
池田智明